以下の話は、自分が昔に聞いたことです。もう随分前のことなので、現在は変わっているかもしれませんし、真意の程は解りませんが話のネタのひとつにでも活用してください。
注)この話はあくまでも「言い伝え」とお考えください。
この手の内容について詳しい方の情報をお待ちしております。内容によっては投稿欄に掲載させて頂きますのでよろしくお願い致します。
意見はメールをください。又他のネットへの転載を希望する場合も一報ください。
お待たせしました。投稿欄が始まりました。
心霊スポットではありませんが、自宅で不思議な体験をしました。
ある日の夜中、亡くなった母が、私の寝てるへやに来ました。
私の彼に言いたい事があって伝えようとしたけど伝わらなかったので、私の部屋に来たようです。
伝えたい事を壁や天井に絵の具で描きはじめて、、、一心不乱に描いているから、止めようと思ったのですが、体が動かず。声もだせず。
でも母親なので怖くありませんでした。何とか描いてる勢いを止めようと、集中して自分の足を動かそうと頑張ってみたのですが、わずかにしか動きません。
声を出そうと頑張ってみましたが、思うように声を出ませんでした。
その日は、彼が家に泊まりにきていて、私の異変に気付いた彼が私の部屋に来て、「大丈夫?」と体を揺すってくれたので、体は徐々に解放されました。
大丈夫じゃなかったので、首を横に振ったのですが、「寝言ひどくない?」って言って部屋から出ていってしまいました。
あとで聞いたのですが、私の部屋を覗い時に、私の体が宙に浮いて、ドスンと布団に落ちる瞬間を見たそうで、怖くなって部屋へ戻ってしまったようです。
その日は、体の疲労が酷くて、お昼頃まで不調で、やっといつもの体調に戻ったのですが、母親が彼に怒っている感じでした。
母親は油絵が趣味だったので、伝えたいことを描いていたと思いますが、あまりにも描き殴っているので何を描いているのかまでは分かりませんでした。
実は、私は両親と兄弟全て亡くしてしまい、空き家となった実家に移り住もうとリフォームの為に片付けをしていました。
彼も手伝ってくれていましたが、私の知らないうちに家族のモノを黙って処分してしまったようです。
そのことを怒っているのかもしれません。
別の日にも、夜中亡くなった兄弟が現れ、しきりに彼の方を見つめている場面にも遭遇しました。
何か悪いことが起きなければ良いですが。
名古屋市北区にある大使館グループのホテルですが、508号室には霊が出入りしています。
ある日、彼とベッドで寝ていると黄色の服を着た髪の長い若い女性が入口から入ってきました。
音も無く入ってきたので、すぐに人間ではないと感じました。
その女性は、部屋の中を行ったり来たりしたかと思ったら、一旦部屋を出て行きました。
暫くすると、今度は仲間なのか赤い服を着た女性達を連れて部屋へ戻ってきました。
その瞬間、私は金縛り状態になり動けなくなりました。
そして、女性達はベッドを取り囲み、最初に入ってきた女性が私の右足を触りだしました。
触られると電流が流れたようにピリピリとして、とても嫌な感じです。
しかも、笑いながら触るので気味が悪いし、何か喋っているのですが、よく聞き取れません。
次に、私に乗りかかり、隣に寝ている彼の足も触ろうとしていたため、
辛うじて動く左足で、その女性を跳ね除けようとしましたが上手くいきません。
とにかく、何とかしようと念仏を唱えたところ、女性達は去っていきました。
彼に何か見えたか聞きましたが、何も見えなかったし感じなかったそうです。
その後、あることを思い出しました。
それは2年程前、このホテルで不思議な体験をした部屋が、同じく508号室でした。
その時は、年配の男性でしたが、洗面所の所で髭を剃ったり、ドライヤーを使ったり、やたら音を立てていました。
その間、私たちの方をチラチラ見るのですが、最後までベッドの方へは来ませんでした。
この時も、彼にドライヤーの音は聞こえなかったか尋ねましたが、何も聞こえなかったそうです。
このホテルは、3年程前から利用していますが、508号室以外では不思議な体験をしたことがありません。
ひょっとしたら、508号室は霊界とつながる空間なのかもしれません。
先日、名古屋市北区にある大使館グループのホテル、508号室の事を書きましたが、今回は607号室で霊が出ました。
ベッドで寝ていると、「パチン、パチン」とスイッチを入切するような音が繰り返し聞こえてきました。
「誰かな?隣の部屋かしら?」と思っていると、
年齢はそれほど若くない女性と小学校低学年か幼稚園くらいの男の子が、お風呂の方向からベットに近づいてきました。
すると、男の子が大きなおもちゃ箱を持って隣に寝ている彼の所へやってきました。
そして、ベッドの上に、おもちゃ箱をドーンと置いて、しきりに彼に遊んでくれる様言っていました。
彼は全く気が付いていません。
その子と私の視線が合うと、私にも遊んで欲しいと言ってきました。
女性がしきりに彼に向って怒鳴っていましたが、何を言っているのか聞き取れません。
唯一聞き取れたのが「私と子供をその気にさせておいて!」と言う部分でした。
あとは、まくし立てていました。
その間、私は金縛り状態でした。
彼と手を握っていたので、起こそうと手を握ったり離したりしましたが、熟睡しているらしく全く起きません。
仕方なく、念仏を唱えました。
その時に女性と目が合ったのですが、女性が私に向って「念仏なんか、唱えやがって!」と言って、消えていきました。
今回の霊ですが、多分、生霊だと思います。
私の場合、死んだ人の霊は、顔がぼんやりとしか見えませんが、生霊の場合、はっきり顔が見えるのです。
そして、今回は、はっきりと顔まで見えました。大きな目に涙を溜めて怒っている顔でした。
彼が起きてから「子供のいる女性と付き合ったことはある?」と聞きましたが、「いや無いよ」と言いました。
あとで思えば、電気のスイッチを入切するような音は霊の出るサインだったかもしれません。
私の場合は、霊の出る前、音が聞こえたり、線香の匂いがする事が多いです。
あの女性と子供は何だったのでしょう...
感じた限りでは、私の彼に憑りついているようでは無かったので、その場所に念が残っていたか、強い残留思念かもしれません。
名古屋城の側、城北橋のケンタッキー裏手にある高級マンションのエレベーター。
そのエレベーターには窓があり上下する様子が確認できるが、何とエレベーターの上に女性が乗っているという
このマンションで亡くなり、何か未練を持った女の幽霊なのだろうか。
木曽川にかかる橋にほど近いある竹薮,ここは霊感の強い人であれば何かを感じる場所であった。
7,8年程前に竹藪をつぶしてラブホテルが建ちました。
このラブホテルに泊まった人の話では,夜中の2時を過ぎた頃。急に寒さを感じ、目を覚ますと、天井に取り付けられたスピーカからとても低い音で「サァー」というノイズが聞こえいたと言う。
もちろん電源はオフにしてあり、電気的なノイズにしては低すぎる音だったそうだ。
やはり,この土地自体に何かの怨念があるのだろうか。
10年ほど前の話です。私はその頃付き合っていた女性と長島温泉へ花火を見に行った帰りにラブホテルを探して名四国道を走っていました。
お盆のこの時期はラブホテルも結構混み合います。料金も高くなります。
ネオンの明かりを頼りにホテルを探しましたが、どこも満室でした。やはり国道沿いのホテルは目立つので、それだけ客が多そうです。 やむなく、国道をはずれてしばらく走っていると、ふと1件のホテルを見つけました。古ぼけたホテルでした。入り口のネオンはやはり満室マークでした。
諦めて、帰ろうかと彼女と話していましたが、ふと奥を覗くと駐車場に1つ空きがあるのに気がつきました。このホテルは駐車場の上に部屋が有るタイプのようで、フロントを通らなくても部屋に入れるようです。
一瞬おかしいな?と考えましたけど多分私達が入り口に来たと同時に別の客が帰ったんだろうと考え、私達はホテルに入る事にしました。
入り口から車で入ってみて、正直後悔しました。古いのです。私はわりと見栄を張るタイプで、ホテルは料金が高くても綺麗で雰囲気 のいい所を選んでましたので、この古ぼけたホテルに彼女を連れ込むのに気がひけましたが、もう午前0時をとうに過ぎていて、さらに私もヤリタイ一心でしたので後悔しながらも駐車場に車を止めて、そのまま部屋に入りました。
玄関を入って、部屋の扉を開けた瞬間、私は驚きました。赤い・・真っ赤・・部屋の壁、天井、照明、ベットの色、シーツの色・・すべて赤いのです。
頭がくらくらしてきて、目がチカチカしてきます。な、なんて趣味の悪い・・いろいろなホテルに入りましたが、こんな趣味の悪い部屋は初めてです。部屋の置物なども赤く、中国調の龍の置物などもあります。
・・・・それに、なんか寒いのです。空気が重いというか・・しばらく使っていない部屋のような、空気が澱んでいる感じです。
彼女も驚いていましたが・・私はある事に気がつきました。彼女の雰囲気がおかしいのです。目つきが変なのです。照明のせいなのか?彼女が別人に見えます。この部屋に入った時から・・
気のせいだろうと思いなおしてバスルームに入りました(ここも、すべて赤色)
風呂からあがって、彼女を呼びました。彼女は私に背をむけてベットに腰掛けていました。無言です。ぴくりとも動きません。!!! 寒気が走りました。彼女じゃない!!別人だ! ゆっくりふりむいた顔に恐怖しました。
中年の年増女・・いや老婆に近い顔です。叫び声を上げる瞬間に彼女の顔が元に戻りました。
「どうかしたの?」と怪訝な表情の彼女に対し私は精一杯平静を装いました。・・・(たぶん気のせいだ)
その後彼女と体を合せました。いつもの彼女です。終わって・・私が体を離そうとした時!ふいに彼女が私の手を掴みました。唐突に! その瞬間!!また彼女が老婆の顔に変わった!!
「うわっ」と手を振り解いた時、彼女の顔が元にもどりました。
もう駄目です。一分一秒たりともここにいたくありません。あわてて、彼女に服を着るように伝えました。彼女も私の態度に何か感じたらしく、そそくさと身支度を整えて、逃げるように部屋をでました。
実はこの話を書いていて、どうしても思い出せないことがあるのです。
ホテルの料金を払った記憶がないのです。どうやってホテルの外に出たのかもはっきりしません。ホテルの場所も思い出せないのです。確か名四国道のボーリングのピンの形の看板あたりから道にそれた記憶はあります。でもその後が思い出せません。決して嘘ではありません。
この事を彼女には話しませんでした。彼女はこの手の話が大の苦手で、会社の寮で一人暮らしをしていたため、こんな話をしてしまうと帰れなくなってしまいます。
それから後、彼女とは別れてしまいましたが・・名四国道を走るたびにこの赤いホテルを探すのですが、どうしても見つかりません。恐ろしく奇妙な体験でした。
幽霊体験とは多少話がそれますが、昔「名古屋女子大生誘拐殺人事件」というのがあったのを憶えていますか?女子大生の戸○さゆりさんが何者かに誘拐されて身代金を要求された事件です。
被害者は殺害されて東名阪の木曽川に掛かる橋の上から投げ捨てられました。
犯人は逮捕されましたが、約1年後に、この場所に浮いてきた遺体が発見されました。
被害者の遺体が発見された時、レポ−ターが「遺体は木曽川の干潮満潮の流れに乗って上流下流を行ったり来たりしていたのではないか」と説明していましたが、本当は違います。
現在は橋の下はきれいに整備されていますが、その当時ここはアシが生い茂っていました。
この場所は泥が堆積して、岸側に澱みがありました。この澱みに沈んだために伊勢湾まで遺体が流れなかったのです。(木曽川の流れはかなり強く、遺体などあっという間に流れていってしまいます。)
この場所は私達釣り人の間で、割と有名なポイントです。ここでは大型の天然ウナギがよく釣れるのです。
梅雨の今ごろがいちばん釣れる時期です。時々、中○スポーツ新聞のつりコーナーに、この場所あたりの釣果が掲載されています。
でも私は絶対にこの場所で魚を釣ろうなどと考えません。
この場所では、あの痛ましい事件が起きる以前から幽霊遭遇体験の話などの噂が絶えないのです。
私が釣り仲間から聞いた事がある話は、夜釣りに来て、アシ原を掻き分けて川岸まで入り、釣りをしていると、アシの中から バサ・バサ・・と誰かが近付いてくる音がするそうです。
釣り人が気になって懐中電灯であたりを見まわすのですが、音はするのに何も居ない・・アシは動いているのに。気持ち悪くなった釣り人が場所を変わろうとすると何かがついてくる。恐ろしくなって慌てて逃げ帰るというものです。
この話は夜釣りの出来事なのですが、わたしが恐ろしく思う事は・・実は、真夏の真昼間に得体の知れないものの遭遇体験話が あるからです。こちらの方がよく聞きました。やはりアシ原のなかでの話ですが、こちらの方には実際に目撃者がいます。
話によると・・釣りをしていて、後ろの方から誰かが近付いてくる音がするそうです。
「野犬か?」「別の釣り人が様子を見に来たのか?」と思いながらも正体が気になりバサ・バサと音がするアシの中に入っていったそうです。
釣り人が近付こうとすると気配が離れていく、また釣り始めると近付いてくる・・数回こんな事があって、とても気になって(正体が知りたくなった)全速で音を追いかけたそうです。アシを大きく掻き分けながら・・バサッと音が止まったので、そこのアシを思いきり掻き分けると・・・・
・・そこには、白いワイシャツ姿のサラリーマン風の男性が後ろ向きでアシの中に立っていたそうです。声を掛けようとした瞬間!その男性の姿が真っ黒な物体に変わって・・黒い霧のようになったとの事です。
当然この世のものではありません!その釣り人はつり竿を捨てたまま堤防まで逃げ帰ったそうです。あまりの恐怖で足が震え、しばらく口もきけないほどだったそうです。真夏の昼の出来事です。
なんとか落ち着いて堤防の斜面からアシ原を見ると、やはり何かがアシの中を動いていたそうです。その場所だけアシが揺れているので分かります。アシ原をフラフラ動きまわるものの正体は謎です。釣り人はとても釣りの道具を取りに行くことは出来なかったそうです。当然ですね。
最後に・・なぜここがウナギのポイントなのか?
うなぎは泥底を好むこともありますが、かなり悪食で大好物が動物の腐肉なのです。ということは、まだ、この澱みに発見されない人の 遺体などが沈んでいることも考えられます。
もしかしたら、目撃されたワイシャツの男性はここに沈んでいる人の幽霊なのか・・と考えます。
ウナギに食い荒らされる遺体・・考えるだけで、おぞましく、悲しくなります。何かを訴えるためにアシ原をさまよう幽霊・・自分の遺体をみつけて欲しいのか?
私はルアーでシーバス(スズキ)を狙うのが大好きで、時々名古屋港に夜釣りに行っていました。会社帰りによく行きました。
名古屋港に稲江埠頭というのがあります。この稲江埠頭は一般の車両は進入できませんが、近くの運河から徒歩で入ることができました。いつものように近くに車を止めて、まず運河で釣り始めました。
そのころ幽霊など信じていなかった私は単独で夜釣りによく行っていました。それよりも走りまわる暴走族に注意しました。夜になると、何処からか集団でやって来る連中の方が正直怖かった。そんな記憶があります。
たいてい、この場所には先客がいます。よく知られたポイントなので、平日の夜でも、誰かいます。その日もいました。夜釣りで近くに誰かいると邪魔だと思う反面、心強いものです。その人もシーバス狙いのようでした。
この運河は照明灯が所どころにあり、明るく足場もしっかりしていて安全です。運河を行ったり来たりして釣り歩いて稲江埠頭まで来ました。
この稲江埠頭はコンテナが積み上げられて、照明灯はあるのですが、とても暗くて、多少気味の悪いところです。特に夜は不気味です。 それでも釣りに熱中していたので、周りの雰囲気を確かめる余裕などありませんでした。
この埠頭には沖に向かって500メートルほどの細い突堤が伸びています。
当然立ち入り禁止で、突堤の上には太いパイプが続いていて、船の燃料を送るもののようです。常日頃から私はこの突堤から釣りをしたいなと考えていました。
釣りに熱中している時はなんともないのですが、ふと我に返る時があります。
その時も何かを感じて、後ろを振り向きました。当然暗いコンテナがあるだけです・・いや!何かいる!!。 何かの気配を感じました。あたりを見渡すと・・私一人がこんな気味悪いところに立っている! さっきまでいた別の釣り人の姿もありません。急に怖くなってもう釣りどころではありません!
足早にさっきの運河まで戻りました。自分の中の第6感がここにいたら危険だと告げているような気がしました。その日はそのまま家に帰りました。
私の体験談はこれで終わりですが,実はこの話には後日談があるのです。
さっきの体験で夜釣りに足が向かなくなった私ですが、ある時偶然立ち読みした東海地方の釣り雑誌のある記事に目が止まりました。恐るべき内容です。
その記事とは、恐ろしい目に遭った釣り人からの投稿で、やはり私と同じように稲江埠頭近くで夜釣りをしていた時、沖の突堤に霧のような白い「もや」のようなものが現れて・・その白いものが人の形になったそうです。
その釣り人が「何だろう?」と凝視していたら突然!その白いものが自分めがけて海の上を物凄い速さで真っ直ぐ滑る様に飛んできて・・釣り人の目の前に現れたそうです。
それは女性で顔は殆ど崩れていたとの事です。あわてて逃げ帰ったとの事ですが、もし私なら恐怖で気が狂ってしまいそうな体験談です。いきなり目の前に溺死して崩れた顔の女性が現れたら、それもキスができそうな距離まで近付いてきたら・・・想像するだけでも寒気が走ります。
この雑誌を読みながら私の体験を思い出して・・二度と夜釣りなど行くものか!!と心に決めました。
私の母の勤務先の工場が美和町の大江川沿いにあります。
ある時この工場横の大江川で入水自殺がありました。
亡くなったのは近くに住む農家の老女でしたが、異様だなと感じた事があります。それは自殺した人の「死にかた」です。
ただ川に飛び込んだ訳ではないのです。この老女は長いロープを首に縛り、そのロープの先を川に架かる橋の欄干に括り付けて 川に飛び込んだのです。自分の遺体が流されて迷惑をかける事を心配したのでしょうか?春先のこの時期、水量が多く流れの速い 川にこんな状態で飛び込めは苦しさも倍になります。
水圧で首のロープが締まり、窒息の苦しみで、もがきながら・・溺れていく・・さぞ苦しかった事でしょう。
この後の話は私の母から聞いたことです。実は自殺がおこる2日前にこの場所で複数の工場の同僚が火の玉を目撃しているのです。
自殺の原因は私も母も聞いていませんが、もしかしたら何かに 「呼ばれた」のかもしれません。
長島温泉の前、木曽川の河口側に、沖に延びる突堤があります。
釣り人の間で通称「石提」と呼ばれています。名の通り石を積み上げて造った細い突堤で、有名な釣りポイントです。
この石提、実は地続きではなく、石提に上がるためには釣り専用の渡し舟に乗る必要があります。つまり誰でも簡単に行けるところではありません。
夜釣りのため船で渡ってきた複数の釣り人が、この石提先端に白いワンピースの女性の姿を目撃しています。言うまでもなく・・幽霊です。
この女性の幽霊は、この突堤および木曽川河口にある通称「円盤」と呼ばれている丸いコンクリート製の小さな足場で目撃されています。
いずれも真夜中の出来事です。なぜ幽霊がここに現れるかは不明です。
多分、木曽川で、事故か自殺によって命をおとした女性ではないかと想像できます。
愛知県祖父江町と岐阜県羽島市を結ぶ馬飼大橋で、これまで何度か入水自殺した人の遺体が発見されています。
木曽川に架かるこの橋は、木曽川から農業用水を取り入れる為に川をせき止める格好で橋全体が水門になっています。
このため上流で入水自殺した人がこの水門に引っかかり発見されるのです。
ここでは痛ましい事故もありました。馬飼大橋の上流近くで泳いでいた男性2人が水門に吸いこまれて溺死したのです。
私のような地元の人間ならよく知っている事ですが、ここも幽霊目撃の話が絶えません。夜中には、この橋を渡ってはいけないと言われています。
興味のある方は真夜中に、この橋を渡って見て下さい。橋の上には街路灯が一定間隔で点灯していますが、道行く車はほとんどいませんので、非常に不気味です。
車でゆっくり走り、上流方向を意識して見て行って下さい。
目撃者の話では上流方向、つまり水門側で、細い水門の上に人が立っているのを見たそうです。こんな所に普通の人間が立てるような場所ではありません。
それも真夜中に!・・・・・幽霊です。
気を付けてください。幽霊が川の中に誘うという恐ろしい噂がありますので。もし・・もしも・・・・・・・幽霊を目撃したら一刻も早く逃げてください。
友引(ともびき)という言葉があります。亡くなった人の霊が、生きている人を死へと導く事です。このために葬式などは友引の日を避けて行います。
よく事故が多発する場所に「地縛霊」などの怪談話の噂が囁かれるのも友引という言葉が、迷信ではなく事実として認知されているからでしょうか。
海部郡にある私の実家のマンションで起きた自殺事件をお話します。
私の実家は11階建てのマンションです。その当時私もそこに住んでいました。母は毎朝、愛犬の散歩をするために朝5時に起きます。その日も朝、愛犬を連れて早くから散歩に行きました。が、急に慌てて家に戻ってきた母はいきなり私の部屋に飛び込んできて叫びました。
「人が死んでる!!」
私はベットから飛び起きて、母と家をとびだしました。マンションの下の植え込みの陰に人が倒れています。50歳位で作業服を着た工員風の男性です。手足を骨折している様で、それぞれ反対方向にねじれています。
一目でマンションから飛び降りた事が分かりました。うつ伏せに倒れています。
飛び降り自殺ですが顔にたいした傷はなく、目を閉じて眠っているような安らかな顔をしています。鼻から血が流れて地面を黒く染めていました。
私はすぐ男性の脈をとりましたが、もう亡くなっていました。動転している母にマンションの自治会長を呼んでくる事と救急車を呼んで欲しいと頼みました。程なく自冶会長がこられて倒れている人を看ましたが・・やはり死んでいます。その後、救急車、警察が来て、私の母は第一発見者として事情聴取されました。
その後の調査でこの男性はマンションの10階から飛び降りたことが分かりました。悪趣味だと思いましたが、私はエレベータで10階まで行き、男性が飛び降りた場所から下を見ました。
何故、この男性がこの場所から飛び降りたのかよく分かりました。他の場所は下がコンクリートの歩道になっていたり、木が植えてあったりしていますがこの場所だけは植え込みの一角で地面が土でした。
もしコンクリートの歩道に飛び降りたりしたら、あれほどきれいな遺体では無かったでしょう。
10階から飛び降りた理由もなんとなく理解できます。ここのエレベータはボタンを押さないで乗っていると、ある一定の時間で10階に行くようになっている事です。多分自殺しようとエレベータに乗ったものの躊躇っているうちに勝手に男性を10階まで運んでしまったのではと考えます。
この男性はこのマンションの住人ではなく、自殺の原因もわかりませんでした。
ここまでの話だけなら、ただの飛び降り自殺の話です・・・・が、なんと、その1週間後に同じ場所、おなじ10階でまた飛び降り自殺が起こりました。今回、自殺した人は10代の女性でマンションの住人でした。この方はノイローゼで病院に通っていたそうです。
その後マンションの自冶会でこの場所に供養のためお地蔵様を置く事が検討されています。さらに5階以上に自殺防止のフェンスネットの設置が決まりました。
今回の事はただの偶然だったのでしょうか?それとも自殺を誘う何かがあったのでしょうか? 亡くなった2人の方のご冥福をお祈りします。
20年以上前で私が中学生だった頃の話です。
友人とその父親、私と3人で名古屋港にハゼ釣りに行った時の事です。
庄内川沿いで釣っていましたが思うように釣れず、金城大橋の下に移動して釣っていました。夏の昼間だったので橋の下は陰になっているので涼しく、とても快適でした。
私は友人親子と離れて橋の下の奥の方で釣っていました。
金城大橋はわりと大きな橋で、橋の下で十分竿が振れる高さがあります。車も走れます。
この当時橋の下は捨ててある冷蔵庫や洗濯機などが奥に積み立ててありました。なぜか車(燃えて鉄くずになっている)も捨ててありました。
釣りをしていて・・ふと、何かの気配をかんじました。砂利道を歩く時にする「ジャリ!」と言う音が後ろから聞こえました。
誰か後ろにいます。人のようです。振りかえりましたが、誰もいません。この時は別に気にならず、また釣り始めました。
しばらくして・・また、「ジャリ」「ジャリ」・・と誰かが歩く音がしますが、やはり誰もいません・・・一体誰だ?
つり竿を置いて、橋の奥の方を見つめました。・・・ん?誰かいるようです。私は腰をかがめて、車の下の隙間を凝視しました。
2本の足が見えます。体は見えませんが、つま先が私の方を向いています。・・・私はその時、この橋の下に寝泊りしている浮浪者だと思い、なにかいたずらでもされたら怖いので、その場所を離れて友人親子の方へ戻ろうとしました。私が動くと、その足の向きも変わりました。常に私を見ているようでした。
その時ちょうど友人親子がつり竿を持って、やってきました。大人が近くにいるので、もう怖くありません。その後3人共その場所で釣っていました。
帰りがけに、つり竿を仕舞ながら・・一体どんな奴だったのか興味があったので、私は捨ててある車の方へ行ってみました。
誰もいません。その時!私は気がつきました。車のうしろには人の立つスペースなど無いのです。車の後ろには捨ててある冷蔵庫、テレビ等整然と隙間なく積まれていて、車の裏側ぴったりに置かれています。
背筋に寒いものが走って・・すぐ、友人親子のもとに逃げ帰りました。
結局この事は言い出せませんでした。一体何だったのか・・・?
****** 警告 *******
現在、金城橋の下はゲートがあって、車では通り抜けできません。定期的に警察のパトロールがされています。特に夜は近付かないで下さい。幽霊ではありません。麻薬取引の容疑者と疑われます。
この様な人目のつかない場所は格好の取引現場になるため、取引に遭遇したら危害を加えられる恐れがあります。現に私の友人がこのようなトラブルに巻き込まれそうになりました。要注意です。
港湾関係の人目のつかない場所へ決して近付いてはいけません。暴走族も少なくなったとはいえ、無法者の集まりです。こちらも気を付けてください。女性連れなどもっての外です。夜は走ってはいけません。 以上 警告です。
愛知県に住んでいる方なら誰でも知っている有名な心霊スポットの「伊勢神トンネル」の話です。
そもそも伊勢神トンネルがこれほど有名になったのは、ある深夜放送のラジオ番組で紹介された事がきっかけでした。
私は2年間、豊田市のある工場に出向していました。その頃の出来事です。工場は猿投グリーンロードの矢草インターのそばにあり、今回の話の伊勢神トンネルとは、わりと近い所にありました。私はライン管理者をしていたのですが、ある時、同じラインの部下4人が伊勢神トンネルへ肝試しにいくのだけど、一緒に行かないか?と誘われました。私も興味がありましたが、その日は夕方から管理者会議があったので、やむなく断りました。
肝試しの日、朝から雨が降っていたので、延期するものと思っていたのですが、「雨が降っているほうが雰囲気がいい」との理由で決行したそうです。
これからの事は、肝試しに参加した女性から聞いた話です。
この日、伊勢神トンネルに向かったのは男2人、女2人の計4人です。一台の車で行きました。トンネル本道の脇を入り、旧道トンネルに到着したのが夜10時頃です。計画では、トンネル入り口から歩いて入り、往復してくるというものでした。が、折しも雨が降っていた事と想像以上の不気味さに恐れをなして、とても中に入る事は出来なかったそうです。やっぱり・・・肝試しをやめて帰ろうという事になって、せっかくここまで来たのだから記念として、トンネル前で写真を撮ったそうです。
この頃から、ひとりの女性が具合の悪さを訴えはじめました。「ひどい寒気がする」ということです。
雨に濡れたので風邪をひいたと思った3人は、すぐ、その女性を車に乗せましたが、一向に良くなりません。
何かを感じた部下の男(今回のドライバーで一番年長者)が、すぐにこの場所を離れる事を提案して・・3人共慌てて車に乗りこみ、伊勢神トンネルを後にしました。
車には助手席に男性、後ろには女性2人が乗っていました。ますます、ひとりの女性の具合が悪くなってきました。しきりと、「寒気」と「からだのだるさ」を訴えていて、横の女性が心配そうに介抱しています。・・・・・・・・・突然!!
「ぎゃーっ」と後部座席の女性2人が叫び声をあげました!!後部席に座っていた女性2人の足の上に・・横たわるように・・・太ももからの足(性別不明)が突然現れて2人に乗りかかったそうです。
車の中がパニックになりました。女性2人が慌てて払いのけるとその足はすっと消えたそうです。その後女性の体調も良くなったとの事です。
やはり・・この話を聞いて、興味本意で、このような所へは行かない方がいいと感じました。ちなみに、伊勢神トンネル前で撮った写真は,なぜか真っ黒で何も写っていなかったそうです。
この話は、かなり以前に釣り雑誌に掲載されたものです。
岐阜県金山町にある金山湖での出来事です。
金山湖はわりと大きなダム湖です。愛知県の方なら、わりとなじみのある「岩屋ダム」がある所です。
皆さんは「真夜中のダム湖」と言う言葉にどういう印象を持ちますか?
人里離れた真っ暗なダム湖は・・とても恐ろしくて近寄れないと思います。
今回、恐ろしい体験をした釣り人は、なんと夜釣りに単独でダム湖へ行ったそうです。正直なところ・・・・・正気の沙汰とは思えません。
今回、この釣り人が狙った魚は「へら鮒」です。鮒ごときに何故こんなところに?と思われるでしょうが、大型のへら鮒が釣れる可能性があるのが「ダム湖」なのです。
特に日本記録の大型鮒を狙って日夜、太公望がダム湖を攻めています。大型の鮒ほど警戒心が強く、暗くならないと、浅場に寄ってきません。このため夜釣りになる訳です。
私も鮒の夜釣りの経験があります。(ダム湖ではない)
当然、真っ暗闇の中で釣るので明かりが要ります。普通は足元に大型の懐中電灯を点けて水面の浮きを照らして釣ります。最近は鮒釣り専用の電気浮きが登場しましたが、まだまだ高価な代物です。
今回の釣り人は懐中電灯を使って釣っていました。しばらく釣っていると、浮きのまわりに泡が浮いてきました。釣り用語で「泡ズケ」といい、魚が寄って来たしるしです。・・・しかし今回は?
なんと懐中電灯に薄暗く照らされた浮きの横に・・腕が・・浮いてきたのです。手のひらを釣り人に向けて・・水面に立つ腕・・恐怖です。
この後、釣り人がどうしたのかは書かれていませんでしたが、多分・・腰を抜かして逃げ帰ったと思います。
実は御母衣湖でも同じような体験をされた方がいます。
人里離れたダム湖など、夜には決して近寄ってはいけません。単独釣行などとんでもないことです。
杁中のバス・ターミナルのちょうど裏側にあたる場所、いろいろなお店が並んでいる道沿いを深夜歩いていると、人のけはいを感じることがあるという。
時間は深夜で、人などそうそう出歩いていないような時間ではないはずなのに、道路の真ん中にじっと立っている人影が見えるのだ。不思議に思っていると、いつの間にか人影は消えているのだという。
聞くところによると、このあたり一帯は昔から幽霊のよく現れるところとして有名なところなのだと言う。
あるマンションの一室で理屈では説明のできない現象が毎日のように起こる部屋があるという。
あまりにもしょっちゅうポルターガイスト現象が起こるので、ある霊感の強い人に見てもらったところ、、ちょうど風呂場のところに霊界とつながるトンネルがぽっかりと開いていたらしい。
今だに、不思議な現象が続いているというこのマンションは、名古屋大学のすぐ横にある高級マンションとしてよく知られたところである。
学校の前にあるバス停にある電話ボックスには、霊感の強い人なら夜の9時すぎには必ず女の幽霊が見えるという。その幽霊は、泣きながらどこかに毎日電話をしていて、前の道を通る車を見つめている。そのせいか、車のステレオが突然止まったり、ラジオに雑音が入ったりすることがたびたびあるのだ。
名東区、高針牧の交差点の近くに一軒の廃屋がある。ガラスは全て割れ、壁もはがれていてそれだけでも不気味なのだが、よく見ると天井や窓が低く、全体的にも小じんまりした異様な雰囲気なのである。
しかも、家の中に散乱している家具や調度品、それに階段までも、まるで子供くらいの大きさなのだという。
そして極めつけは壁に貼られた“神と和解せよ”、“死後のさばきを受ける”と書いた2枚の貼り紙。まるで悪魔につかれた小人が住んでいたような不思議な家なのだ。
愛知学院大学のトイレには鏡が一枚ずつしかない。3枚ぶんのスペースがあるのに2枚は取り外してあるのだ。10数年前、毎晩の巡回のたびに幽霊が鏡に写るため、全て外したのだが、学生からの抗議でおはらいをした後、やむなく一枚だけ取り付けたのだという。
また、食堂の前の電話ボックスは、中にもう一つ電話ボックスがあるという不思議なカタチをしている。なんでも、その昔この電話ボックスの中で焼身自殺があったのと関係があるらしい。
そして、なぜかこの電話ボックスだけは、声が遠くなってしまうというオマケもついている。
153号線のバイパスわきにある天白高校の近くにある墓地へ行くと、夜中だというのにどこからともなくザッザッザッと規則正しいリズムで、まるで行進している足音のような音が聞こえてくることがあるという。
近くには、太平洋戦争で若くして死んでいった兵士達を弔う、無縁仏の慰霊碑があるのだが、戦争が終わって50年以上たつ今もなお訓練を続けているのだろうか。
名古屋市の夜景が一望に見渡せるデート・スポットとして有名な塩釜神社。
そして、神社を取り囲むように立ち並ぶ高級住宅街にはよく幽霊が現れるらしい。名城大学に通う学生の間では有名なハナシである。
塩釜神社へ向かおうとしたカップルにもこの幽霊を見たという人も多い。クルマでこの住宅街を通り抜けようとして、幽霊を見たというケースがほとんどで、しかも幽霊は外人だというのだ。
雨の降る日にバッヘ・スクエアを歩いていると、どこからともなくセリフを練習しているような声が聞こえてきて、振り返ってみるとあたりに人はいない…。こんな事が南山大学ではあるそうだ。
もう何年も前のことになるが、毎年恒例の宗教劇が学園祭で演じられた。学生たちの努力もあって芝居は大成功だったという。
だが、その芝居でキリストを殺す役を演じた学生が、信仰心があまりにも厚かったため罪悪感にさいなまれた挙げ句、自殺をしてしまった。そして、その学生の霊が今もなお、熱心に芝居の練習をしているというのだ。
名古屋のど真ん中、栄のセントラルパークも不思議なことが起こる場所だ。
夜になると、それまで良好に入っていたFMラジオが突然乱れるのだ。それもリバーパーク西側の通りを走っている時だけなのである。
何かの妨害電波ならもっと広い範囲になるだろうし、夜だけというのも不気味だ。
ひょっとして、このあたりにさまよう幽霊の仕業かもしれない。
揖斐川からずっとさかのぼって行った所、揖斐川町よりさらに山へと登っていった所にある谷汲村の華厳寺。
ここは、古くから信仰を集める由緒あるお寺だが、この山深いお寺も幽霊がよく現れるお寺なのだという。
ここには、身元のわからない死者、つまり無縁仏を供養するために建てられたお墓がたくさんある。
いくら供養しても成仏できない、この世に未練を残して死んでいった人たちが、夜な夜なさまよい歩いているのだろうか…。
高蔵寺から愛岐道路を抜けて多治見へ向かう途中、古虎渓の駅を過ぎたあたりを市の倉方面へ曲がると、左手に今では使われなくなってボロボロになった旅館があります。
旅館やホテルなど不特定の人が入れ替り立ち替りやってくる所は、浮遊霊が現られやすい所だ。
ここにも夜になると人のいないはずの建物の中にフッと人影が見えるという。
名古屋駅は則武新町から津島へ続く道を、深夜や早朝に猛スピードで走っていると突然人影が道路を横切り、驚いてブレーキを踏むと、いつの間にか人影は消えている。
最初は目の錯覚かとも思うが、その後も何度か、しかも猛スピードを出している時に限って現れる。
不思議に思って聞いてみると、ちょうどそのあたりで老人が猛スピードで走ってきたクルマとぶつかって亡くなった事故があったという。
自分のような犠牲者を出さない為の警告なのだろうか…。
しかし、現れる人影はなぜか決まって下半身だけしか見えないという。
木曽川をさかのぼり犬山市へ入って行った所、国道41号線からほど近い火葬場のすぐ脇に小さな小屋がある。
この小屋というのが、地元の人ならすぐにわかるという悲惨な事件のあった現場で、その前を通りかかると様々な怪奇現象に遭うというのだ。
知人が体験した内容は「友達3人を乗せて、ボクの車でその小屋の前を通ったのです。と、突然後ろからすごい力で、それも両手で首を絞められたのです。あまりの苦しさにすぐ車を止めたのですが、友達はそんなイタズラしてないっていうし…。怖くなって一目散にその場から逃げましたよ」と言うのです。
入鹿池といえば、明治村をはじめ数々の文化施設で有名なところだが、この林で囲まれた池のまわりは、色々な幽霊ばなしが伝えられている一大ミステリーゾーンでもある。
深夜に入鹿池の水面に立って、トランペットを吹く少年の人影が現れる。
尾張パークウェイを走っていると老人が車を追い越し走り抜いていく。抜く時に老人がアカンベーをしているらしい。
同じく尾張パークウェイを走っていると突然目の前に老婆の幽霊が現れ、空中高く舞い上がるという。
冗談のようなハナシだがどれもまことしやかに長年伝えられている。
猿投グリーンロードから153号線を北上すると現れるのが伊勢神トンネル。とにかく、行けば必ず何かが起こるミステリー・スポットとして有名だ。
突然エンジンが止まる。クルマを降りたらドアがロックしてしまった。乗り込もうとしたらドアの取手に砂が詰まっていた。
なんていうハナシは数知れず。そればかりでなく、行こうとしただけで体調を崩してしまったとか、帰ってから大事故が立て続けに起こったとか、強力な目には見えない怨念が今だにひっそり息づいていると思わざるをえないような現象が次々と起こるのである。
とにかく、冗談半分で行ってみようなどと考えるのはやめた方がいい。触らぬ神にたたりなしである。
自然公園やキャンプ場などもあり、また、夜景のキレイなナイト・ドライブのポイントとして有名な瀬戸市の定光寺。
都心からわずか一時間ほどの距離にもかかわらず、一帯は樹木が繁った公園になっている。
だが、夜ともなれば昼間の明るいムードとは打って変わって、不気味な雰囲気に包まれる、地元の人には有名なミステリー・ゾーンでもあるのだ。
なかでも、定光寺境内の墓地では、ひとだまを見たとか、音も立てずに目の前を白い人影が横切ったとかいう話が後をたたないという。
瀬戸街道の名古屋を出るか出ないかのところにある一軒の家。廃屋でもなく、一見するとただの家だが、実は映画のポルターガイストのような怪現象が続々と起こるオバケ屋敷なのだという。
誰もいないのに戸が閉まったり、電気がいつの間にか消えたり、といったことが日常茶飯事の知る人ぞ知るミステリースポットなのである。
派手なネオンが林立する名神高速一宮インターのラブホテル街。その一角に、今では閉鎖され朽ちかけたラブホテルがある。
その昔、そこで殺人事件が起こり、人が寄りつかなくなってしまった為つぶれてしまったという。このホテルの前を通ると、どこからともなく女のかすかな悲鳴が聞こえてくるのだという。
周囲の明るさとは対照的な、今だに取り壊されずひっそりと闇に沈む建物に、殺された女性の怨念が宿っているのだろうか。